クリスマスの恩恵

2003/11/27

2000年のクリスマスにガブリエルは私の元にやってきました。
そして2002年のクリスマスに私はミカエルと出会いました。
とは言いましても本人たちではなく、彼らの陣営にある天使達なのでしょう。

ガブリエルは『受胎告知』に登場する天使です。 彼はマリヤにキリストを身ごもるであろうことを告げます。
ルカによる福音書1章26節『六か月目に、御使いガブリエルが、神からつかわされて、 ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、 名をマリヤといった。御使いがマリヤのところにきて言った、 「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしいた。 すると御使いが言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。 その子をイエスと名づけなさい。彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。 そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、彼はとこしえにヤコブの家を支配し、 その支配は限りなく続くでしょう」。』 『情』の天使です。

ミカエルは黙示録12章7節に『さて、天では戦いが起こった。ミカエルとその御使いたちとが、 龍と戦ったのである。龍もその使いたちも応戦したが、勝てなかった。 この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、 地に投げ落とされ、その使いたちも、もろともに投げ落とされた。』書かれている通り、 戦いの神と言われ、『意』の天使とされます。

さて、天使様のお告げを頂いたなどと、書きたいわけではありません。 そんな事実もありません。もとより天使信仰をするつもりはありません。 何を書きたいのかきちんとまとまってもいないのが本音のところかもしれません。 ただ、彼らを送ってくださった存在に、慕わしさを感じます。 以前“霊宝石”などといわれた“聖書シリーズ”という一連の宝飾品に、 数年前から天使が入っているんだということです。 “大母様”が命令して送ってくださっているということですが、 “清平”摂理を良く分かっていないのです。 私は昔、“印鑑”を買いました。5年程前に“御念珠”を買いました。 それらが何らかの“蕩減条件”になっていたのかも知れませんが、 私の身に実感を伴うものはありませんでした。 しかし、2000年と2002年に買った“聖書シリーズ”の指輪を持った時には 私の心が力を得ました。

だから「“聖書シリーズ”はすごいから皆持てば良い」などとも言いません。 ご存知の方も多いと思いますが、“聖書シリーズ”は展示会方式のいわゆる即売会で 販売されます。私はその展示会には2回とも全く行くつもりなどありませんでした。 また、誰も私に売ろうともしていませんでした。2回目などは担当者も着いていないで 会場を一人うろうろしていたくせに、突然契約してしまいました。 必要な人には必要な時に縁が与えられるものなのではないかと思いますし、 与えられる形は御念珠や壺や塔だったり、絵画だったり様々であると思うのです。 要は“必要な時”に与えられるであろうことが重要に感じられます。 二つの指輪のどちらの時も私は絶望の淵に追いやられた、 あるいは追いやられることが決定づいた時でした。

2001/5/6

今、これを書いているのは2001年のゴールデンウイークです。 何を血迷ってクリスマスなのか? それほどに、この恩恵が私にとって重要なのだと言うことです。 べテルの石とも申せましょうか。 そしてこの話は更に三ヶ月以上さかのぼります。 最愛の人からの手ひどい裏切り行為。 （本人はそうは感じていないようだが…） それ以前から色々とあって、私なりにはかなり我慢をしてきたのです。 そのことを修復しようとしていたそのさなかの事でした。 今度こそは決別を覚悟しなければならないと感じ、 友人宅に泊めてもらって、いろいろと話を聞いてもらった翌日。 2000年9月17日宝飾展に行って葡萄の実のリングに出会いました。 数ヶ月前にノートパソコンを購入したばかりでお金もなかったので、 見るだけのつもりでついていった展示会でした。 ただ、今身に付け続けているプチネックレスに変わるネックレスなら ちょっとほしい気持ちはありました。 裏切ったその人からのプレゼントだったので。 だけれども気になったのは聖書に由来すると言う葡萄の実のリングだったんです。 金属に弱い肌質なので、アクセサリー類はほとんどつける習慣がなく、 ネックレスはようやっと肌になじんだような所でした。 ちょっと大ぶりなこの指輪を着けこなせるなどとは思えませんでしたが、 生活を変える勇気がほしかったのでしょうか、 つい契約をしてしまいました。 その時のことを思い出せば、非常に横柄な態度を取っていたなと思います。 その展示会の後で、友人と食事をしていた所、 決別の決心をつけてくれたその友人が、 今度は慌てる必要はないと言い出し、 友人とわかれて帰路につこうと改札口で話をしていた所、 もうずいぶんと連絡をしていなかった知人とばったりと出会いました。