愛に狂う

愛が分からなかったのです

「神様は愛の主体である」
そう言われても愛が分からなかったのです

「神様の愛は与え尽くす愛
人の親が子供を愛するような愛それよりももっと素晴らしい愛」
「神様は愛したいその衝動で 愛する対象として世界を創られた」
そう教えられても
親からの愛情さえも私はきちんと理解していなかったのです

「真の愛は与える愛 為に生きる愛」
「偽りの愛は奪う愛」

「受けたいと願うならば まず与えることから」
「愛は与えて忘れなさい」

分からないながらも
分かりたいが為に
為に尽くす生活をこころみる
ああしたらいい
こうしたらいい
言われたことをこころみる

「物は与えてしまえば無くなってしまうけれど
愛は愛だけは
与えても与えても無くなるどころか
ますます大きくなっていくもの」

そう言われ そう信じ
行けども行けども

私の心に
愛が満ことは無く
ただただ苦しく
やがて枯れ果て
ただの一歩も行くことが出来なくなってしまう

誰でもいい 何でもいい
私の愛をうけとめて
美を返してくれるものが欲しかったそれだけです
これが愛なんだと理解したかったのです

ご飯が愛であるというタイトルのブログに出会った。
教会の食当さんのブログです。 愛についてなんとも単純明快な答えです。 アボジのみ言葉ですから当然と言えば当然。

親は子供に何は無くともとにかく食べさせなきゃいけないと思う。 人間でも、野生動物でも同じく思う。 野生動物の中には求愛行動で餌を採ってきてメスにプレゼントするものもある。 だけど単純にそれに愛を感じることが出来る人は幸福な人なのです。

最近では、ご飯はカロリーを気にして十分に食べることが出来ない人が多い。 病的に食べても身につかない体質もあるようですが、それを幸福と言っているわけではない。 ご飯を味わって食べるのではなく、グルメ情報や、カロリー、栄養成分、ダイエット効果、など 考えて食べることが主流になってきている。

考えるんじゃない、感じるんだ！などと、どこかの漫画のようなセリフを叫びたくなります。